2010年FERRARI Califorunia アズーロカリフォルニア

長くフェラーリではV8の2シーター,V12の2シーター,V12の4シーターのグレードがラインナップされ引き継がれていました!
そこに新しくラインナップされたV8,4シーターオープンモデルのカリフォルニアです!
現在ではSUVから多くのラインナップがあるフェラーリですが当時は衝撃的なデビューでした!
デビュー前にはDinoの名称を使うのでは?等噂されていましたね!

当時ライバルとして考えられていたのはメルセデスベンツSL!
多くのSL信者の方もカリフォルニアに乗ってみようかと注文されました!
これからフェラーリも運転がしやすいと他の高価格グレードの注文にも繋がっていったのではないでしょうか!
カリフォルニアには関係ないですがCL→ベントレーコンチネンタルGTへも顧客流れが当時凄かったですね!

カリフォルニアを語る上でお伝えしたい点としては、この車からフェラーリらしい?デリケートな運転や作業が必要無くなり、どなたでも乗れる車に仕上がったという点です!
カリフォルニアからはデュアルクラッチが搭載され、シングルクラッチ特有の繋ぐ感覚やメンテナンスがフリーになりました!
ここは大きい変更でフェラーリは運転が難しい!?と思われていた方にもフェラーリ乗ってみようと思わせた部分では無いでしょうか!

まあ日本ではこのハードトップという点も好感が大きかったと思います!
欧州車では現在でもオープンモデルは幌!という車が多いですがカリフォルニアはハードトップとなりメンテナンスや防音性等で好評でした!

今回のモデルの特徴としてまずはエクステリアカラー!
「アズールカリフォルニア」というオプションカラーとなり当時約90万円程かかったカラーとなります。
グリジオアロイより濃くアズーロモナコより薄いブルーとなります。

インテリアはデイトナシートにパワーシート&シートヒーター付となっております!
エクステリアカラーによくマッチしたカラーです!
新車状態とは言いませんが走行距離を考えると良い状態を保っております!

ヘッドレストには跳馬!

ダッシュボード、ステアリング、ステアリングコラム等をカラーにするのも全てオプションとなります!
ダッシュボードは近年欧州車でよく見られるレザー縮みによる浮きも見当たらず管理状況の良さが分かります!

カーボンセラミックブレーキ、カラーキャリパー、鍛造ホイール!

後部が少し高くなっている為、駐車時見えにくいのでセンサ&バックカメラは必須です!

新規登録から10年以上経過している車輌ですので、これまでのメンテナンス記録が非常に大事になってきます。
今回の車輌は九州地方の正規ディーラーにて新車当時からよくメンテナンスされてきております。
2010年 新規登録
2011年 687km
2012年 5,290km
2013年 11,301km
2014年 15,825km
2015年 19,247km
2016年 22,149km
2017年 24,159km
2018年 25,030km
2020年 25,590km
2022年 28,769km
2023年 36,979km ※リコール作業のみ
現在 39,700km

整備記録簿、取扱説明書、スペアキー等はもちろん御座います。

ボディ状況、インテリアのレザー状況、メンテナンス記録を見ても長く大事にして頂いた車というのが分かる1台です!
ここまで行き届いている車輌は少なくなってきました!
この機会をお見逃しなく!!